さっぱりとした食味が暑い季節にピッタリ「うり」

ししとう

ししとう

βカロテン&ビタミンCで美肌に「ししとう」

ワンポイントMemo

とうがらしには辛い「辛味種」と、辛味の少ない「甘味種」があり、ししとうがらしはピーマンなどと同じ甘味種になります。「ししとう」とも呼ばれ、漢字では「獅子唐辛子」と書きますが、この「獅子」は、ししとうがらしの先端が獅子の口に似ていることが由来だといわれています。

ししとうがらしもピーマンと同様に完熟すると赤くなりますが、通常は未熟な緑色のうちに収穫して食用にします。なおピーマンについては「ピーマン」のページにまとめています。

選び方のポイント

皮がきれいな緑色で張りとツヤがあり、ヘタがピンとしていて切り口が変色していないものが良品です。ときどき辛味の強いものに当たることがありますが、その原因は栽培環境や受粉の状況などによるものだそうです。見た目での判断は難しいですが、種が少ないもの、皮の色が黒っぽい緑色のもの、形がいびつなものは辛味が強いことがあります。また夏場は辛いものが増える傾向にあるようです。

保存方法

新聞紙などで包んでポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。4~5日を目安に使いきりましょう。

食べ方

炒め物、揚げ物、焼き物など

ピーマンは種を取り出しますが、ししとうがらしは種ごと食べられます。ただ、カットして使う場合は種を取り除いたほうがよいでしょう。

ししとうがらしは油との相性がよく、強火でサッと炒めると風味も食感もよくなります。天ぷらや素揚げなどにする場合は、破裂防止のため、必ず爪楊枝や包丁の先で穴を数ヶ所あけておきましょう。

<野菜ナビWEBサイトより一部抜粋>