ツルっとした独特のヌメリ「なめこ」
ワンポイントMemo
ツルッとした独特のヌメリが特徴のなめこ。手ごろな価格で周年出回っていて、おみそ汁や和え物、大根おろしと合わせたなめこおろしなどいろいろな食べ方が楽しめます。
なめこは菌床栽培された小粒のものが一般的ですが、最近は歯ごたえがよくカサの大きななめこもあります。なお、天然のなめこはあまり出回りません。
なめこは日本原産のきのこで、もともとブナなどの倒木や切り株に発生したものが食べられていました。原木による人工栽培が行われるようになったのは大正時代といわれ、第二次大戦後は菌床栽培技術も確立。現在、店頭に並んでいるなめこのほとんどは、おがくずなどを使った菌床栽培によるものです。
選び方のポイント
全体的にツヤがあり、肉厚でカサの大きさがなるべくそろっているものを選びましょう。
保存方法
なめこは冷蔵庫で保存しますが日持ちしないので1~2日で使い切りましょう。湯通ししたものを冷凍することも可能ですが食味は少し落ちます。
食べ方
汁物、和え物、鍋物、天ぷらなど
和え物などにする場合は軽く水洗いしてから熱湯でさっとゆで、水気を切ってから使います。味噌汁や鍋物に使う場合は、水洗いしたものを入れてひと煮立ちすればOKです。
<野菜ナビWEBサイトより一部抜粋>