整腸と美肌効果「イチジク」

イチジク(無花果)

イチジク(無花果)

整腸と美肌効果「イチジク」

ワンポイントMemo

女性にうれしい整腸と美肌効果
上品な甘みでなめらか食感

イチジクの上品な甘みとやわらかな酸味は、果糖とクエン酸がもとになっています。乾燥したものは生薬に使われており、女性にうれしい美肌効果もあります。
アラビア半島が原産とされ、イチジクの葉をアダムとイヴが身につけていたというほど、古くから栽培されている果物です。
イチジクの中にあるつぶつぶがイチジクの花で、春から初秋にかけて実の中に白い花をつけて肥大します。ところが外側からは花が見えないため、「無花果」という漢字が当てられたといわれています。軸の方から皮をむくと、むきやすいです。

栄養

ペクチンなどの食物繊維が、腸内環境の改善、コレステロール低下に役立ちます。タンパク質を分解するフィシンという酵素を含んでいるので、食後のデザートにぴったりです。赤い色は、ガン抑制効果があるいわれるアントシアニンです。

選び方

ふっくらとしていて形の良いものを選びましょう。果皮にハリと弾力があり、傷がないかも確認しましょう。全体がエンジ色がかって、おしりの開いているものが完熟の目印です。

保存方法

日持ちしないので早く食べ切りましょう。食べ切れない場合は、ビニール袋に入れて野菜室で保存し、一日以内に食べることをおすすめします。
数日間食べられないときは、ジャムやコンポートに加工するといいでしょう。

ぷち情報

日本でもっとも作れらている品種は「桝井(ますい)ドーフィン」。「とよみつひめ」は福岡県オリジナル品種で、果肉がとろりとしていて甘みが強いのが特徴です。

果皮が濃い紫色のイチジクを見たことはありますか?「黒イチジク」とも呼ばれるフランス原産の「ビオソリエス」という品種です。やや小ぶりで甘みの強さが特徴。日本では、新潟県の佐渡島でハウス栽培がされています。

<JAグループWEBサイトより一部抜粋>