特有の香りとほろ苦さ「ふき」

つるむらさき

つるむらさき

特有の香りとヌメリ「つるむらさき」

ワンポイントMemo

つるむらさきは、加熱すると特有のヌメリが出る熱帯地域生まれの野菜です。「赤茎種」と「緑茎種」の2つのタイプがあり、赤茎種は茎が紫色で、緑茎種は全体が緑色になります。緑茎種のほうが食味がよいとされ、国内で流通するつるむらさきのほとんどは緑茎種です。
葉はやや肉厚で、つる先から15cmほどを収穫して茎と葉を食べます。暑い気候を好むため夏が旬。ほんのり土のような香りがあるのもつるむらさきの特徴です。

選び方

選び方のポイント
茎と葉がやわらかくて切り口がみずみずしいもの。また、葉が肉厚でツヤがあり、あまり成長していない若いものを選びましょう。葉が枯れているものや変色しているものは避けます。

食べ方

お浸し、和え物、炒め物、揚げ物など
お浸しにする場合は、ゆですぎると食感が悪くなるので2~3分程度でよいでしょう。特有の香りは、ごま油で炒めてにんにくで風味をつけたり、天ぷらにすると気になりません。
また調理する際は葉と茎の部分を分けておき、先に茎から火を通しておくと均等に加熱することができます。

<野菜ナビWEBサイトより一部抜粋>