スタミナ野菜の代名詞「ニラ」
ワンポイントMemo
香りのもとのアリシンたっぷり
滋養強壮効果の高さから、古くから漢方薬として利用されてきました。
根元の白い部分はシャキシャキした食感を楽しめるだけでなく、葉先の4倍近くのアリシンが含まれるので、根元ぎりぎりまで無駄なくいただきましょう。
強い香りは肉の臭い消しにもなり、ビタミンB1の吸収を促すので、肉料理との相性は抜群です。
葉幅が広くボリューム感のある「ネギニラ」は、ネギとの交雑育種された新種です。
栄養
強い香りのもとであるアリシンは、ビタミンB1の吸収率をアップさせ、糖分の分解を促進する効果があります。血行を良くして体を温め、胃腸の働きも助けてくれます。
ニラはスタミナ野菜の代名詞。抗酸化作用を発揮するβ-カロテン、ビタミンE、Cやセレンのほか、カリウムやカルシウムも含む栄養満点の野菜です。
選び方
全体的に緑色が鮮やかで、葉先までピンとしていて、みずみずしいものが新鮮です。また、葉の幅が広めで、肉厚なものがよいでしょう。
保存方法
ニラは乾燥に弱く、傷みやすいので、早めに使い切るのが基本です。ビニールに入れ、立てて野菜室に。早めに使い切るようにしましょう。刻んだものを醤油や味噌に漬けておくと便利です。
ぷち情報
ニラには、「花ニラ」「黄ニラ」と呼ばれるものもあります。
「花ニラ」は、花茎とつぼみを食べる品種。甘みがあり、歯触りの良さが特徴です。
「黄ニラ」はその名の通り、黄色いニラです。普通のニラを遮光資材で覆い、日光を当てずに栽培します。見た目が美しく、食感は軟らかく、甘い味が特徴。「にらもやし」とも呼ばれています。
<JAグループWEBサイトより一部抜粋>