香りづけに欠かせない香辛野菜「ニンニク」
低温からゆっくり香りを引き出して
料理の香りづけに欠かせないニンニクは、古くから日本でも薬用植物として利用されてきました。香辛野菜として食べられるようになったのは戦後のことです。
ニンニクの香りのもとは、アリシンという成分。
刻んだり、すりおろすことで細胞が壊れて、アリシンが多く発生します。低温から炒めて、香りとうまみを引き出しましょう。より風味を良くしたいときは、ニンニク片の中の芽を取り除きましょう。芽は焦げやすく刺激も強いためです。
ニンニクは地下茎が肥大した部分。他に、若い葉を食用とする葉ニンニクや、葉のあとに出る花茎を食べるニンニクの芽もあります。
栄養
にんにくの香りのもとは、アリシン。強い殺菌作用のほか、ガンや血栓を予防する効果があります。体内でビタミンB1と結びつくと、その吸収を高め、効果を持続させる働きがあります。ビタミンB1による糖質のエネルギー変換が促進されることで、疲労回復や体力増強に効果を発揮します。
野菜ではめずらしく、豊富なたんぱく質を含んでいます。
選び方
しっかり乾燥していて、粒が大きく、硬くて締まりがあるものが良いでしょう。
芽が出ているものや皮が茶色に変色しているものは避けましょう。
保存方法
風通しの良い場所で乾燥させながら保存します。湿気に弱いので、冷蔵庫には入れずにネットなどに入れて吊るします。吊るせば数カ月使えます。
冷凍の際は、すりおろしたり、みじん切りにしましょう。薄皮をむいたものを醤油やオリーブ油につけておくと、保存がきき、調味料や薬味としても使えるので便利です。
ぷち情報
ニンニクを熟成発酵させた黒ニンニクをご存知ですか。真っ黒でニンニク臭がなく、甘酸っぱいのが特徴で、「フルーティーにんにく」と呼ばれることも。生ニンニクよりも多くのポリフェノールやアミノ酸が含まれるといわれています。
<JAグループWEBサイトより一部抜粋>

